不動産売却の良い進め方とは
総社市・真備の専門売却査定サイトのウルっちです。
今日は、不動産売却の進め方についてご説明したいと思います。
不動産を売却する際、「できるだけ高く売りたい!」「売り出し価格をいくらにするべきか?」など、金額ばかりに意識が向くことが多いですよね。気持ちとしてはとても分かりますが、不動産売却を上手に進めるためには、売却期間についても同じように意識することが大切となります。
今回は、不動産をスピーディーに高く売るためのコツについて考えていきましょう。
___________________________________________
「特定のエリアに強い」「土地の取り扱い実績が豊富」「マンションが得意」など不動産会社ごとに得意分野が違いますので、特徴の異なる不動産会社に査定を依頼することによって、査定価格や売却方法を比較することができます。
不動産会社は、現在の売り出し事例や周辺の成約事例をベースに、現時点での不動産市況や買い客の希望条件などを考慮し、査定額を提示することになります。
注意していただきたいのが、不動産の場合、「査定金額」=「売却金額」ではありません。査定金額は「売り出し価格」を決めるための参考値であって、査定額そのものよりも査定根拠の方が重要なのです。査定価格の根拠があいまい、説明できないといった不動産会社は避けるべきだと考えます。
売り出し価格は不動産会社と売主でアナタと共に決めるものです。
前回のブログでもお伝えしましたが、売却依頼を獲得したいがために、根拠のない高額査定を提示してくる不動産会社もあるので注意しましょう。必ず、根拠を確認しご判断してください。
高く売る為には実は、値段以外の部分が大切だという、お話しでした。
___________________________________________
それ以外に、「売り出し前に新品に直したほうがいいですか?」という声も良く耳にします。
これについて、いろんな意見があると思いますが、ほとんどのケースで答えはNOとなります。
購入する側の立場で考えると、好みでないリフォームはマイナス要因になってしまいますし、近年では自分好みのこだわったリフォームを検討している方も多くなっているからです。リフォームで価格が上乗せされている物件よりも、多少古くても安い価格で買えて、自分好みにリフォームできる物件を探したいといのが、一般的な買い手のニーズと理解しましょう。
売り手側にとってもリフォームは費用が掛かりますよね。300万円かけてリフォームしたとしても、そのまま売却価格に300万円上乗せできるとは限りませんし、リフォーム済みの箇所と未施工の箇所の差が大きくなり、逆効果になる場合も考えられます。
しかしながら、室内の汚れが酷いと当然の結果として成約率は下がってしまいますし、値引き交渉の材料にされてしまうことも増えてきます。このような場合は、リフォームに代わって、ハウスクリーニングを検討しましょう。
購入検討者の印象を良くし、スピーディに売却するためにも室内を綺麗にするハウスクリーニングは有効です。部屋の広さにもよりますが大体10万円前後がハウスクリーニングの相場となります。売却前に、一度ご検討ください。
___________________________________________
今回は、査定会社選びと売り出し前リフォームについて考えてみました。
「依頼会社の選ぶときはデータの根拠」
「売り出し前リフォームよりもハウスクリーニング」
を是非お考え下さいね。